就活リセマラしました ◇ 第４話
リセマラとは
リセットマラソンの略語である。
リセマラ - ニコ百 https://dic.nicovideo.jp/id/5330304
(ニコニコ大百科から引用)
▪️ ニート１日目
こうして迎えた記念すべきニート１日目
さて、転職先みつけなきゃな～
でもGWで連休に入っちゃうから
休みの間に準備しておいて
GW明けから転職活動しよう
そんなぼんやりとした計画を立てながら
世間より少し早いＧＷを得たのでした
しかし実際GWになると
大学時代の友人も仕事が休みなので
朝から晩まで飲み歩く毎日
これからの収入源も定かではないのに
たった1ヶ月の社会人期間から開放された
清々しさで大切な給与をどんどん
酒へと変えてしまったのです
本当に頭おかしかった
たぶん心はまだ大学生だったんだと思います
(でもこれはこれで後悔してない)
そんな無鉄砲な数日を過ごし
GWも終盤に差し掛かった頃でしょうか
飲み友達が｢あ〜仕事やだな〜｣と
言っているのを聞いて思い出しました
｢あれ？わたしクソニートじゃん｣
やっっっと焦り始めたわたしは
この頃から転職について
真面目に考え始めました。遅い！！
▪️ 転職の希望条件
転職するにあたって、
求める条件はとても大切です
需要と供給のバランスのように
やはり人気の仕事(給与、待遇が良い)は
キャリアのある即戦力が採用されます
高校の現代社会で習った
需要と供給の曲戦を頭で描きなら
(こういうやつ)
転職市場における
自分のキャリア(需要)について
考えてみました
え？わたしのキャリア低すぎ...！？
この時になってやっと
自分のした行動が社会における
｢信用を欠くこと｣だと自覚したのです
しかしだからといって
転職先を選ばないと
それはそれで転職した意味が無い...
もしもわたしがもっと謙虚で
社会に対して腰の低い人間だったら
転職するにあたってそれほど多くの
条件は考えなかったでしょう
(そもそも会社辞めてない気がする)
でも...わたし...
欲張りだから！！！
できる限り妥協
したくないから！！
そう考え、身の程知らずにも
挙げた条件がこちら
- 土日祝休み
- 年間休日120日以上
- 残業少なめ(10時間以内)
- 通勤時間１時間以内
- 事務職
はい。以上です。
圧倒的に 休み ＞ 給料 なので
給与面での条件は求めませんでした
｢無理でしょ〜！｣
と思った方。
実際かなりキツかった
でも転職を志してから７ヶ月後
わたしは今上記の条件を
ほぼ満たす会社で働いています
(それでも在宅ワークの夢は捨てきれない)
今に至るまで本当に
いろいろなことがあり
辛酸を舐めるような出来事も
自暴自棄になるような出来事も
本当にいろいろあったのですが
それはこれから記事にしていこうと思います
↑飲み歩いてた時に出会った美味しい日本酒
十四代。バカうまい。バカ高い。
３人で１合注文して乞食のように回し飲みしてました。
つづく
１月１３日
こんばんは
もう少しで日付が変わりますね
きょうは１７時くらいから
池袋でお買い物して
バンド練でスタジオに入って
そのまま飲んできました
大学生時代、軽音楽サークルに
所属していたので今でもたまに
ライブをやったりします
きょうはその練習でした
すっごく楽しかったです
やっぱり気の置けない仲間
というのは大切ですね
一昨日のクソみたいな会社飲みとは
うってかわって幸せな時間でした
笑うって本当に大切です
それだけでなんだか幸せになれます
きょうは買いたいな〜と思っていた
アクセサリーや靴下も買えたので
その写真はまた改めてupしたいと思います
なかなか酩酊状態なので
きょうはこの辺で
みなさんおやすみなさい
それでは。
就活リセマラしました ◇ 第３話
リセマラとは
リセットマラソンの略語である。
リセマラ - ニコ百 https://dic.nicovideo.jp/id/5330304
(ニコニコ大百科から引用)
▪️ 人事部長面談①
突然の辞職から
本社での人事部長面談
フロアですれ違う社員の視線が痛い...
みなさん口には出さずとも
（こいつが噂の...）
（どの面下げて来たんだ...）
という台詞がビシバシ伝わってきます
廊下ですれ違った社長に
挨拶をするもガン無視
張り詰めた空気の中
控え室に通され、人事部長を待つ間
（早く終わらないかなあ〜）
とぼーっと窓の外を眺めていました
10分くらい待ったでしょうか
突然ドアが開き入ってきたのは
（え？人事部長じゃない？）
就活時の説明会を担当していた
穏やかで明るい人事部の人でした
立ち上がって挨拶をするわたしを一瞥し、
向かいのイスにドカッと座ると
｢あのさ、どういうつもり？｣
｢すいませんじゃないよ｣
｢本当さ、おかしいと思わない？｣
えええ〜！？！？
ビビる〜！！！！
いつも穏やかな方だっただけに
ビビる気待ち半分、
これが社会か〜嫌いだな〜
と反骨精神をこじらせる気持ち半分、
なんだか感情的なお叱りを
淡々と聞いていました
舌打ちを残して出ていったあと
入室してきたのは経理のお姉さん
こちらも何も言わず向かいに座ると
冷たい視線を投げかけ
｢やめるんだ？｣
｢ふ〜〜〜〜ん｣
｢まぁ笑 がんばりなよ笑｣
えええ〜！？！？
みなさん何しに来たんですか！？
入社１ヶ月で辞職する常識知らずな新人を
いびりに来たんですか！？わざわざ！？
そんなことしてる暇あったら
仕事してください
というか人事部長は？？
面談に来ただけなのになんだか
とんでもないダンジョンに
迷い込んでしまった気分でした
▪️ 人事部長面談②
送られてきた２人の刺客に
唖然としていると
やっと本命の人事部長が入ってきました
前半のインパクトが強すぎて
面談の内容はあまり覚えていませんが
｢会社に対する迷惑が〜｣
だとか
｢社会人としての自覚が〜｣
といったお説教がほとんどだったと思います
無事に辞表も提出し、
全てを終え本社の最寄り駅で
電車を待っていたときふとに気づいたこと
｢あれ？わたし全然
発言してなくない？｣
社会人経験が乏しいため
退職前面談がどのようなものか
よく分かりませんが、
同じような理由で退職する人が
現れるのを防ぐためにも
辞めたい理由や職場の問題点などについて
話を聞くものなのでは...？
気づけば｢辞める｣ことを非難されるだけで
なんの聞き取りもされずに終わった面談
あ〜、やっぱこの会社
なんかヤバいんだろうな
辞めてよかったな〜
くらいの軽い気持ちで帰路につきました
こうして晴れて新卒入社１ヶ月で
社会人生活とおさらばしたわたしは
生まれて初めて｢ニート｣という
肩書きを手に入れたのです
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つづく
１ 月 １２ 日
こんばんは
土曜日ですね
昨夜は会社の飲み会でした
お酒が好きなので
ちょっぴり楽しみな気持ちと
年末年始明けの１週間で疲れたので
はやく帰りたい気持ちを抱えて
参加したわけなのですが
結論から申し上げますと
超絶つまんなかった！！！
え？なにこれ？なんの会なの？
偽りの笑顔とお世辞が飛び交う空間
心から楽しんでるひといますか...？
いたら楽しみ方をご教授願いたい...
週末の疲れとつまらなさの相乗効果で
マジクソストレスフルMAXタイム！！！
あれ？わたしお酒好きだったよね？
なんでこんな酒まずいん？え？え？
ってなるくらいにはしんどかったです
なんだよ俺クイズって...
｢ 俺が大学生の時ボランティアに
行った国はどこでしょ～かっ☆！？ ｣
やかましいわ！！！！
クソほどどうでもいいわ...
なんだよそのクイズ...
カズレーザーもびっくりだよ...
安い酒をガバガバ飲んでたので
今日は二日酔いです
くそ...わたしの週末を返せ...
これから池袋で用事があるので
ちゃっちゃと済ませて早く帰ります
こんな時間なのでサンシャインは
お店のシャッターが閉まりつつあります
明日も池袋来なきゃなので
お買い物でもしようかなあ
限りなく群馬に近い方面の
埼玉の端に住んでるのに
なぜかサンシャイン水族館の
年パスを持っています
明日は1人で水族館いこうかなあ
みなさんよい週末を
それでは。
１ 月 １１日
おはようございます。
きょうは鏡餅の日だそうですねえ
今朝冷凍庫に入っていた
かがみ餅を落として割ったので
なんだか偶然にも餅びらきをした気分です。
そのあと朝ごはんに美味しく
いただきました ( ˘꒳˘)♬︎
今朝も今朝とてもさむいですね
朝起きてお布団からでるのが
心底辛いです、きっつい...
人間何十年も生きて
何度も何度も朝を迎えるはずなのに
早起きだけは永遠に辛いままです
どうしてなんでしょうねえ...
理にかなってないのでは？
クマも冬眠するし...とか屁理屈を
こねたくなる今日この頃です
ところでですが
やっと迎えました
華の金曜日❀❀❀
やった〜！！！３連休だああああ
みなさんはどうお過ごしですか？
わたしは趣味のバンドで
気の置けない友人とスタジオにはいって
酒を飲んで遊び散らかして
恋人とまったり過ごすような週末に
したいと思います。
生きているからには
幸せでありたいですね
みなさんが毎日なにかの
幸せに触れられますように
あ〜仕事行きたくね〜！！！！！
夜の飲み会もだるいぜ接待だよまじで！！！
それでは。
就活リセマラしました ◇ 第２話
リセマラとは
リセットマラソンの略語である。
リセマラ - ニコ百 https://dic.nicovideo.jp/id/5330304
(ニコニコ大百科から引用)
▪️ 適当な就活
大学４年次の夏まで
大学院行こうかな〜
なんて呑気なことを考えていたので
周囲が焦り出す６月になっても
ほとんどが内定を得る７月になっても
特に就職活動もせずにゆるゆると
院試に向けた勉強をしていました
単純に大学で学んだ心理学が
おもしろかったからです
でも８月、入試要項である研究計画書を
作成していたとき気づいてしまいました
｢あれ？わたし別に研究したいわけじゃないな？｣
わたしはどツボにハマるまで気づかない
能天気な人間なので
８月から就活してもなんとかなるだろ～
と気楽に考え、遅い就活をはじめました
10社ほど受けたのでしょうか
教育・福祉・サービスの業界から
５社ほど内定をいただき、
その中でも１番面白そうだな～
と思った企業に就職することを決めました
こうしてろくな企業研究もせず
なんとなく適当に重大な決断を
してしまったのです
▪️ 社会ってさ
正直なところ待遇や福利厚生で
判断しようという気持ちはありましたが
当時のわたしには明確な
判断基準がありませんでした
どの程度のお休みがあれば
自分は満足できるのか
どれくらいの残業時間なら
自分は納得できるのか
そもそも実際働いてみないと
分からないこともたくさんあります
残業時間と有給消化率とか人間関係とか！！
社会は、大人は、
嘘をつきます。
でも騙されたからといって
反抗しない人がほとんどです
多分そのおかげで世の中が
いい感じに丸くまとまってます
で、たまに丸くまとまるための圧、
地球でいうと重力みたいなものに
耐えかねて死ぬ人が現れます
ほんとイカれてるよ！！
そんな世の中ってさ！！
ここでは詳細を割愛しますが
かつて模範的いい子だったわたしは
幼少期からコツコツと作り上げてきた
｢〇〇でなければならない思考｣に
がんじがらめに囚われ
体と心をぶっ壊したことがあります
いつか記事にしたい
それ以降、模範回答的な生き方を
不自然だと感じるようになってしまいました
バラバラになったわたしのピースを
再構成した結果、きれいな正四面体が
なんかよくわからん歪なかたまりに
なったイメージです、伝わりにくいですね
話が逸れましたが、とにかく
主体的に生きられるようになったわたしは
世の中の常識に疑問を呈しはじめたのです
▪️ その結果
そんな人間が、適当に入社した会社で
｢なんか嫌だなあ、違うなあ｣
と感じたとき
何が起こるでしょう
正解はシンプルに ｢ 辞 め る ｣ です
もちろん家族の理解が
あってのことでしたが
入社１ヶ月目の面談でわたしは上長に
｢ 辞 め ま す ｣
と伝えました
キャリアに傷がつくだとか
再就職が困難だとか
会社に迷惑だとか
そんなことはどうでもよかったです
だって嫌なものは嫌だから！！
新入社員の急な辞職に社内はざわめき、
わたしは急遽本社に呼ばれ
人事部長と面談をすることになりました
つづく
就活リセラマしました ◇ 第１話
リセマラとは
リセットマラソンの略語である。
リセマラ - ニコ百 https://dic.nicovideo.jp/id/5330304
(ニコニコ大百科から引用)
▪️ 入 社
２０１８年 ４月２日 月曜日 晴天
８月からという遅めの就活スタートから
１ヶ月ほとで内定を取得した
障がい者の方への就労移行支援事業の企業
配属された首都圏の某事業所へ
わたしは初めて出勤しました
古びたビルの２階、廊下の奥にひっそりとある
鉄の重いドアをぐっと力を込めて開けました
初日はド緊張であまり覚えていませんが、
長い一日をなんとか終えたような気がします
▪️ 楽 し さ
もともと心理学を専攻していたので
支援することに興味がありました
そういったいろいろな事情を抱えた方を
支援して就職へつなげていくお仕事
実際、慣れない環境ながらも
さまざまな特性の方と関わるのは
他では味わえない面白さがありました
少しずつ心を開いて
自分のことを話してくださる方
｢新卒なのによくがんばってて
偉いと思います。信頼してます。｣
とこっそり教えてくださる方
利用者の方と関わるのは
とても楽しかったのです
とても楽しかったのですが...
問題は利用者の方が帰った
あとの業務にありました
▪️ 厳 し さ
利用者の方が帰ったあとの
溜まりに溜まった事務的業務
はやく帰ろうという意志が
感じられないとろとろした作業
リーダー不在ではMTGができないという
謎ルールから起きる謎の待機時間
事業所の規模に対して多すぎる
利用者さんの情報を処理しきれず
入社の翌週から残業の日々
月１０時間程度って言ってたじゃん！
残業があるのは仕方ない
そういう仕事があることも理解できる
でもさ！！わたしそういうの嫌だからさ！！
面接のときに聞いたじゃん！！！！！
月10時間程度って言ったじゃん！！！
なんで入社翌週から週10時間残業してんの！？
昼休みもろくにいただけず
５分でお弁当をかっ込む日々
利用者さんにさえ
｢もっとゆっくり食べないと体に悪いわよ｣
と心配される昼休み
(もはや休みではない)
(でも給与からはきっちり休憩１時間分引かれる)
家に帰るとクタクタで何もできず
お布団と会社を往復する日々
たぶんね、頑張れる人は
頑張れるんだと思います
社会はそういうもの
って思う方もいると思います
むしろ新人時代辛い思いをするのは
当たり前なんだという考えもあると思います
でもさ！
わたしこういう人間だから！
みんながそう言ってるから、常識だから
って理由で自分の気持ち曲げられないから！！
入社３週目にして早くも
新生活に陰りがみえはじめたのでした
傷口から人生。 メンヘラが就活して失敗したら生きるのが面白くなった (幻冬舎文庫)
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つづく
